空飛びたこ

アーカイブ - 記録 詞 書き散らし

バンフ、ドラムヘラー 2017

 

今は昔なアルバータ州研修にて。まともな写真が数枚しかない。2017

 

バンフへ向かう車窓からカナディアンロッキーと針葉樹林、デジタルカメラの反射

 

 

かわいい建物が軒を連ねるバンフのメインストリート。観光の盛んな山にある町の風景は世界のどこもけっこう似ている。1枚目からの道で巨大なヘラジカを目撃したので(幸運らしい)(めちゃでかかった)、ここの近くのお土産やさんで記念にヘラジカグッズを買った

 

 

バンフゴンドラに乗ってサルファーマウンテンの頂上より。生きてきてもっとも心に残っている光景のひとつなのだが、写真ではいやにくすんで&ぼやけてしまっていて、まったくわたしの見た通りのものではない。肉眼ではいちめんにカナディアンロッキーが見えて、大量の雪が静かに降り続いていた。坂本龍一さんの「The Other Side of Love」を聴くと個人的にはいつもこの景色を思い出す。たんに曲調からの連想にすぎないが。標高は2400mとのこと

 

 

雪原と化したレイクルイーズ。本来は氷河岩粉?のせいでエメラルドグリーンになるらしい湖。雪のほうがうれしい

 

 

ロイヤル・ティレル古生物学博物館のプリパレーターさん(お顔をぼかした)。研修旅行だったのでティレルの写真は全然ないのだけど、とても開けていて親しみやすい雰囲気だった印象がある。一押しはさすがにアルバートサウルス。デスポーズの状態の標本が多く、ブラックビューティーの前で友人と写真を撮った。

ここは福井県立恐竜博物館と並んで最大の恐竜博物館ということになっているそうだが、恐竜以外の古生物(バージェス動物群)についても非常に充実していて、途中にある地球史をたどる展示などは面食らうほど気合が入っていた。

福井県立恐竜博物館さんほどのダイナミックさというか、臨場感みたいなものはあまりないけれど、オリジナルの標本が多く出ているとのことだし、周辺の地理もあいまってまた違った魅力があるので、機会があればぜったい足を運んでみて。また行きたい!

 

そういえばFPDMで撮った姉妹提携書とやら

 

 

州立恐竜公園の美しい古代地層。バッドランドは見渡すかぎりの不毛地帯、果ては360°地平線の大光景。かつては海だったり多雨林の湿地帯だったりしたらしい。

ドラムヘラーの町にはいたるところに古生物の図柄があって、福井みたいに嘘の恐竜たちものさばっていたが、みんな顔がまぬけでかわいかった

 

 

奇岩フードゥー。エリンギ?

 

そうだ、なんとなんと、わたしがティレルに行った日から1ヶ月も経たないうちにボレアロペルタ(という名前のついた恐竜の、史上もっとも保存状態のいい化石)の一般公開が始まっていたとか。また見に行くまではぜったい死ねません