空飛びたこ

アーカイブ - 記録 詞 書き散らし

底流

ほんの一瞬の隙に携帯電話と各種証明書3枚をまるごと盗まれて、いちおう探してまわってもみたけどどこにも見当たらない、本当に大事なデータはクラウドに保存することにしてはいたのにちょうど大掃除の最中だったから、あれもこれもそれもどれも、見も知らぬ…

海と爪先

2015 歌詞 生まれてはじめてしっかり作詞作曲ということに取り組んでできた代物が出てきたので記録。+回想 夜は広がるまま月長石を染めて みじめな歌に帷を降ろす 閉じたふたつの目と枯れたひとつの花に 水面の街の灯りを引いて 波は火酒のようにあなたの傷…

Q(歌詞)

2019 公開した! 歌詞 くるみのなかくるみのなかくるみのなかくるみのなか けむしのうらけむしのうらけむしのうらけむしのうら ごきげんようごきげんようごきげんようごきげんよう ごきげんようごきげんようごきげんようごきげんよう えにしだのめとかげのつ…

バンフ、ドラムヘラー 2017

今は昔なアルバータ州研修にて。まともな写真が数枚しかない。2017 バンフへ向かう車窓からカナディアンロッキーと針葉樹林、デジタルカメラの反射 かわいい建物が軒を連ねるバンフのメインストリート。観光の盛んな山にある町の風景は世界のどこもけっこう…

I(歌詞)

未公開 2021 歌詞 うまれてきておよぐけいれんするさもしい肺魚の眼 うまれてきて しずか その魚虱の死骸のうえで ふえるふえるふえるふえるふえるふえるふえるふえる おきるおきるおきるおきてぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ ぽ とびうおの尾 はこべらのは あち…

X(歌詞)

2021 未公開 歌詞 ししししししし ししししししし ししししししし 膜をはって待つ にげる むすびあう熱の和にただしさのかたちを慕う光 珪線石 るりがい 蜥蜴の心臓に危機と変調と眠りのおぼえて どうして でたらめで突き出したむっつの脚にあつまる褐虫藻の…

空飛びたこ

わたしには誇りも使命もあるが、問題はほかのだれもそんなに驕っていないことだ。この人生はパフォーマンスじゃなく、お化粧は精神衛生の維持費だし、だって人間ってたった一人の内容よりもそのありあまる副産物というか、「わたし」から遠くこぼれてどこか…

心臓(歌詞)

2018 未公開 歌詞 チェコ語で日本はヤポンスコだと言った人の 星の数で選んで後悔した映画すらも それがおまえの呼吸になることなら全て 見るものも聞くものも誰にも分けないでいた 紙屑だらけの床 買い換えるべきなカーテン のかけ忘れられてるフックふたつ…

諏訪 1〜2月

長野県1.6〜2.1 茅野駅前C12 67 戸矢さんの本(おすすめです) 諏訪大社本宮拝殿 本宮一の御柱。かなり大きい 諏訪大社春宮拝殿。この日は2月1日だったので(なんと)車窓から遷座の様子が見られた 春宮一の御柱 立石公園より諏訪湖。言われてみればたしかに…

花巻 7月

花巻の写真。あまりいられなかったので少なめ。2022.7.12〜 岩手軽便鉄道の後身、JR釜石線車窓より土沢駅。無人。駅ごとにエスペラント語でのニックネームつき(Brila Riveroと書いてある) めがね橋の上(かな?)から遠野 胡四王山中童話の森ふもとの碑。…

遠野 7月

遠野に用事、のついでに一人旅の写真。を申し訳ていどだが掲載してみる。あまりいろいろと周れず、ちょこちょことしか撮っていません。なるべく綺麗な写真を選んだ。2022.7.13〜 遠野駅前。遠野の河童は本当に赤い フォークロリズム かわいい 南部神社 多賀…

水色の街

いままでは4ヶ月にいっぺんでも夢に出てきてくれたらよかったというくらいの、亡くなってからそろそろ2年が経つ幼なじみがこのごろ頻繁に、一緒に南極まで行ってくれたり、地元の外輪山のなかで秘密裏に育てられていた巨大霊長類からともに逃げる羽目にな…

物語(歌詞)

2020 未公開 歌詞 偶然だったのかどうか鳥の卵の羊膜が放射する無数の波で溶けたアイスを食べたのが横浜の船を見ていてずるくなれなかった冬にいくつもの当たってほしいお神籤を結んだせいで行ってみた大聖堂で猫が2匹死んでいました かぶと蟹の甲羅みたいな…

ユートピア(歌詞)

2019 未公開 歌詞 なるべく早くめざめた朝に切らしてるコンソメ 水曜日 ひっこぬいたらくるくるになる横の髪の毛 きみの髪の毛 ふやふやのかさぶたがとれたけどいっこうによくならない機嫌に 恋をしたこと 同じ体で息をしたこと 雪を見たこと お姫さまなら月…

C(歌詞)

2019 完成版 未公開 歌詞 意志といろどりの群れ 君がたてる小さな音をずっと聞いていたのは 命の引き出しからかわいい声を盗んできた 生まれる前、ざわめく摂理の中をさわやかにほつれる おかしくて笑ってる きらきらの魚 孤独を知っている 憧れていたんだ …

魔法の竜

作文をしたい+アーカイブスペースがほしいがエスエヌエス不得意、ゆえブログを開設したので、こちらに歌詞や雑感や各種イメージなどを保存する。以下、テスト用に小文を書き散らし。 先日、仲良くなりはじめた人からいちばん好きな賢治の小説を尋ねられ、わ…